横浜鶴見の学生が「ちむどんどん」ヒロイン・黒島結菜さんにインタビュー!【Vol.1】「最も印象深い料理は、”フーチャンプルー”」

横浜鶴見の学生が「ちむどんどん」ヒロイン・黒島結菜さんにインタビュー!【Vol.1】「最も印象深い料理は、”フーチャンプルー”」

みなさん、こんにちは。「ちむどんどん」横浜鶴見プロジェクトの学生記者、鶴見大学の深澤と横浜商科大学の勝見です。

宮沢さんに続きまして、今回は、連続テレビ小説「ちむどんどん」でヒロイン暢子を演じる黒島結菜さんにインタビューをしてきました!

黒島さんといえば、2011年、ウィルコム沖縄のイメージガールコンテストで特別賞の「沖縄美少女図鑑賞」を受賞し、モデルとして同誌に出演・デビューされた後、様々なCM、ドラマ、映画に出演。2014年には、連続テレビ小説「マッサン」、2019年には、連続テレビ小説「スカーレット」に出演。そして今回、「ちむどんどん」でヒロインを演じられています。

新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、オンラインでのインタビューとなりましたが、オンラインとはいえ、臨場感は満載です。その緊張と興奮のインタビューを詳しくレポートします。

▼黒島結菜さんへの独占取材記事一覧はこちら

横浜鶴見の学生がヒロイン・黒島結菜さんにインタビュー!【Vol.2】「決断をするとき、大切なことは”ちむどんどん”するかどうか」

取材・記事作成

深澤 菜月(鶴見大学) 勝見 桃香(横浜商科大学)

学生ライターの勝見さん(左)と深澤さん(右)

最も印象深い料理は、”フーチャンプルー”

――黒島さん、こんにちは。学生記者の深澤と勝見です。本日はよろしくお願いします。早速ですが、「ちむどんどん」のドラマは「料理」がテーマの1つで、沖縄料理もあり、イタリア料理もあり、たくさんの美味しそうな料理が毎日のように画面の中に出てきます。その中で、黒島さんにとって最も印象に残っている料理はなんですか。

黒島さん
黒島さん

先ほどの撮影でもフーチャンプルーを食べるシーンがあったのですが、とても美味しかったです。このドラマの中では、フーチャンプルーは暢子にとって節目となる料理で、特に彼女が家族の優しさを知るシーンではいつもフーチャンプルーがあったので、暢子を演じた私としても、最も印象深い料理です。

――そうなんですね、ありがとうございます。ところで、黒島さんはプライベートでは、料理をされますか。

黒島さん
黒島さん

撮影があると忙しくなるので、なかなか料理をする時間がないのですが、普段はわりと料理をしますね。

――私は最近、2回ほどゴーヤー料理を作りました。苦味が平気なので、ゴーヤーに抵抗はないのですが、ゴーヤーを美味しく食べる方法とか、黒島さんが一番好きなゴーヤー料理を教えていただけますか。

黒島さん
黒島さん

やっぱり、ゴーヤーチャンプルーにするのが一番かな。(笑)
ゴーヤーの苦味が平気なら、ゴーヤーを厚切りにするのがオススメですよ。
サラダにするなら薄く切るほうがいいですね。

――サラダにできるんですか。ゴーヤーをサラダにしたことはなかったので、今度ぜひやってみようと思います!

プライベートはアウトドア派。休みができると海外旅行に行きます

――黒島さんのプライベートについてもお聞きしたいと思います。私の個人的な印象ですが、休日は活発に過ごされているようなイメージがあります。実際の黒島さんはどうですか。

黒島さん
黒島さん

どちらかと言うと、アウトドア派です。(笑)

休みができたらキャンプに行ったり、少し遠出して海のほうまで出かけたりしています。旅行が好きなので、コロナ禍の前は、ちょっと休みができると海外旅行に行ったりしていて、わりとアクティブなほうです。

――では、暢子さんと同じ感じですか。

黒島さん
黒島さん

そういえば、暢子には休みがあるのかな。なんだかずっと働いているような・・・
フォンターナでも働いて、あまゆでも働いて、休みがない!?(笑)

――たしかに!!(笑)(二人とも大きく頷く。)

――私はいまアルバイトをしているのですが、家に帰ると何もしたくなくなっちゃうんです。(笑)久しぶりに休みの日があっても家から出ないのですが、黒島さんは女優の仕事が忙しい中でもアクティブにされているので驚きました。

黒島さん
黒島さん

家でゆっくりするのも全然いいと思います!
私も「今日は家を出る」とか、「今日は散歩以外は出ない」とか決めています。
家にいることは決して悪いことじゃないですよ!(笑)

――海外旅行にもよく行かれるということですが、一番印象深かった国はどこですか。

黒島さん
黒島さん

最も衝撃的だったのはキューバです。

コンビニもないし、車も見たこともないような昔の車ばっかりでした。まさにタイムスリップしたような気持ちになりました。実は、そういうのを見たくてキューバに行ったんですけどね。

スリにあったり、危ないこともありました。自分で自分の身はしっかり守らなきゃなって。でも、こういった旅を通じて知らない世界を知ることができるんだと思います。海外に行って、日本はやっぱり平和な国だと実感しました。

――黒島さんが日本にいて思う「平和」とは、どのようなことですか。

黒島さん
黒島さん

日本にいたら当たり前のようにしている、毎日ご飯を食べたり、自分のベッドで寝たり、友達と会ったり、そういったことが普通にできることが「平和」だと思います。今後もそんな当たり前のことに感謝して生きていきたいと思っています。

仕事と結婚。両立している人をとても尊敬しています

――ドラマの中で、暢子も暢子の姉・良子も、出産・子育てと仕事の両立で悩むという場面がありましたが、現在、人生100年時代と言われている中で、黒島さんは仕事と結婚についてどのように考えていますか

黒島さん
黒島さん

今は結婚願望がなく、仕事がすごく楽しいです。結婚したいとか子供が欲しいといったことは、今の私にはまだ想像ができません。ただ、もちろん仕事と結婚を両立している人たちが周囲にたくさんいて、そうした人たちをとても尊敬しています。

ドラマの中で、良子が出産・子育てをしていく時代は今とは違い、仕事と結婚の両立は大変だったろうと思います。でも現代社会では、女性が子育てをしながら仕事を続ける環境が、昔より少しずつ整ってきているんじゃないでしょうか。

今後もっともっとその環境が整っていくとよいと思いますが、私個人としては、今はまだ自分のことで精一杯です。自分のことに集中したいという気持ちです。

――ドラマの中で暢子を演じて、自分と重なる部分はありますか。

黒島さん
黒島さん

暢子が、まだ結婚とかをあまり考えていなかったときの気持ちはすごくよく分かりましたし、自分と重なる部分がありました。しかし、ドラマの中で仕事しか考えられないと言っていた暢子が結婚や妊娠をしたりしていくと、自分が置いていかれているような気持ちになりました。

でも、こんな風に人は出会う人から影響を受けて変わり、自分の考え方も変わっていくということが分かりました。人は変化によって成長していくものですから、私も暢子のように自分の人生を楽しんでいきたいと思います。

「信頼される人」になりたい

――今回、「ちむどんどん」のヒロインを演じられて、今後どのような女優になっていきたいですか。

黒島さん
黒島さん

昔から一貫して思っていることがあって、私は「信頼される人」になりたいと思っています。女優と関係なく人として、そうなりたいと思っています。

アッラ・フォンターナのオーナーの大城房子役を演じた原田美枝子さんには、ドラマの撮影をしていく中で、辛い時や大変な時に、色々と言葉をかけていただいて、本当に助けられました。女優としてだけじゃなくて、人として、本当にかっこよくて、尊敬しています。

そういったエピソードもあって、「この人に相談したら大丈夫。」とか、「この人にだったらこれをお願いできる。」「この人なら、絶対やってくれる。」と他の人に思ってもらえる人に私もなりたいです。

今回は、黒島さんに本ドラマの中で最も印象に残っている料理やプライベートの話、そしてドラマの中で描かれていた、「仕事と結婚の両立」というトピックや、今後なりたい女優像等についてお話しいただきました。

次回は、黒島さんと横浜鶴見の意外なつながりや、就職活動で大きな選択を目の前にしている私たち若者向けに、黒島さんが今までの人生で大きな選択をしてきた際に大事にしてきたことなどを伺います!お楽しみに(^^)

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横浜鶴見の学生がヒロイン・黒島結菜さんにインタビュー!【Vol.2】「決断をするとき、大切なことは”ちむどんどん”するかどうか」

(写真提供:NHK)